当院では、キヤノン社製の1.5テスラMRI装置「Vantage Gracian(ヴァンテージ グレイシアン)」を導入しました。
この装置には、AI技術のひとつであるディープラーニングを用いて設計された画像再構成技術「AiCE(Advanced intelligent Clear-IQ Engine)」が搭載されています。画像のノイズ(ざらつき)を取り除いて鮮明な画像をつくり出すことで、高い画質と撮影時間の短縮を両立できるようになりました。
また、検査中の音をおさえる静音化技術や、圧迫感に配慮した設計を取り入れており、患者様に、より安心して検査を受けていただける装置です。
特長
■ AI技術で、より鮮明な画像に
ディープラーニングを用いて設計された「AiCE」が、撮影したデータから画像をつくる過程で、ノイズだけを選んで取り除きます。細かな部分まで鮮明に写し出すことができ、精度の高い画像診断に役立ちます。
※AI技術は設計段階で用いられたもので、装置自体に自己学習機能はありません。
■ 撮影時間の短縮
AiCEと高速撮影技術を組み合わせることで、画質を保ちながら撮影時間を短縮できます。検査中はじっとしていただく必要があるため、撮影時間が短くなることは患者様の負担の軽減につながります。
■ 検査中の音をおさえる静音設計
MRI検査では、撮影中に大きな音が出ます。この装置は機械の構造そのものに静音化の技術を取り入れており、すべての撮影で音を低減しています。
■ 圧迫感に配慮した設計
MRI検査は筒状の装置の中で行うため、閉塞感を覚える方もいらっしゃいます。この装置は磁石(マグネット)の長さを約1.4mにおさえた設計で、圧迫感の軽減に配慮しています。また、寝台(検査台)は床から約45cmの高さまで下がるため、乗り降りがしやすくなっています。